2017.08.01
小山町の秘境探検シリーズ・・・・大御神堤を探索
小山町文化会館のすぐ裏に、秘境があります。二級水系、鮎沢川水系の須川です。
平成22年9月の台風9号で大変な水害があり護岸のようすがすっかり変っていま
すが、現在でも豊富な湧き水により清流が流れています。
今回は、須川の源流の1つである上流の阿多野用水(大御神堤)を紹介します。
阿多野用水は、寛文2年(1672年)完成した大変歴史のあるもので、現在でも
阿多野・吉久保・菅沼耕地の用水として稲作、水菜栽培に使用されています。
1.富士小山工業団地、吉田製作所のすぐ裏に入り口があります。
2.しばらく平坦な小道を行くと、崖下に農業用水の流量調整用水門が見えます。
かなり急な崖道を注意して下ります。
3.崖際のけものみちを進むと、左側に小さな渓谷及びわさび田、右側に大御神堤の貯水池が見
えて来ます。
4.大御神堤の全景です。水の透明度はかなり高いです。
現地は、急な崖と滑りやすい不明瞭な「けものみち」の為、十分に注意して下さい。